で、ネイルスクールって
どうなのよ?
まとめ
★ネイルスクールで学ぶのが一般的。 ★ネイルスクールのメリットはとても大きい。 ★スクールを選ぶ基準を決めよう。 |
ネイルの技術と知識を勉強するには大きく分けて4パターンあります。
1)ネイルスクールで勉強する
2)通信講座で勉強する
3)ネイルサロンで働きながらサロン内の講習で勉強する
4)独学で勉強する
ここでは最も一般的なパターンであるネイルスクールで学ぶことについての説明をします。
ネイルスクールのメリット
ネイルスクールの一番のメリットは講師の技を実際に見ながら指導を受けられることです。技術の高い講師にしっかり基礎から教えてもらうことはネイ
ル技術
を習得するための近道です。
就職にも有利なこともスクールのメリットです。ネイルスクールとネイルサロンを併設していることがあり、当然ながらそのスクールの卒業生が優先して就職
できます。また、スクールを通してして求人の募集をすることが多く、実績のあるネイルスクールには多くの求人票が集まります。スクールではアフターサービ
スとして就職の相談を積極的に受け付けることが多いです。
人とのつながりも見過ごせません。優秀な講師と個人的な関係を築けば将来の大きな財産となります。また、一緒に学ぶ受講生と仲良くなれば励ましあった
り、競いあったりして技術の向上につながります。
ネイルスクールのデメリット
良いことばかりのようなスクールでの勉強ですがデメリットもあります。一番のデメリットは他の勉強パターンに比べて費用が多くかかることです。受
講料は
数十万円〜百万円を少し超える程度かかるコースことが多いようです。
通学距離の関係で通学が事実上不可能な場合がある。いくらお金があっても仕事をしながら通学に片道3時間もかかるようなら現実的に受講を続けることは不
可能です。当然、交通費もばかになりません。
講座で時間にしばられる。受講のコースによって時間帯が決まっていることがほとんどです。通信教育や独学と違って大事な用事があるときにも講座は休みづ
らいです。しかしながら、スクールやそのコースによっては振替が簡単にできたりすることもあります。
以上のようなデメリットがあるけれども、ネイルスクールで勉強することをオススメします。
ネイルスクールの選び方
それではどのようにスクールを選んだら良いのでしょうか。ひとによって置かれている環境や立場がことなりますから、私が「このスクールの、この
コースが
絶対に良い!」などとは言えないのです。せいぜい、「このコースはこんなひとにオススメ」というのが限界です。だからスクールを選ぶ方法そのものを説明し
ていきます。
たくさんのネイルスクールにいくつものコースがあります。ただぼんやりとパンフレットを眺めていてもどれにするか決まりません。選ぶ際の基準を決めるこ
とが大事です。以下のような選定基準を決めて点数を決めて見てはどうでしょうか。
*自分の目的が達成できるコースであるか
・全くの初心者から最低限プロでやっていく技術を身につけたい場合は、ネイリスト2級まで合格することに目的を絞ったコースが良いですし、独立開業までを
視野にいれるならそれにふさわしいコースなのかを選定基準にしましょう。
*授業料は支払える範囲なのか
・お金は大事です。予算内に収まるか見極めましょう。注意点は、受講料の他に入学金や教材費がかかる場合があります。(教材費込の受講料の場合もあるし、
入学金がない場合もあります。)
・忘れがちなのが通学のための交通費です。定期券だけでスクールまでの交通費がまかなえるとラッキーなのですが…
・(受講費+入学金+教材費+交通費) ÷ 受講時間 で時間あたりの費用を算出し高いか安いか判断しましょう。
*講師の質はどうか
・JNA(日本ネイリスト協会)認定講師の在籍数がひとつの目安になります。
・コンテストの上位入賞者が在籍しているかで選ぶのもよいでしょう。
・講師がブログやフェイスブックを公開している場合が多いです。参考にしてみてはどうでしょうか。
*ネイリスト検定対策はどうか
・各スクールが力を入れているポイントのひとつです。ネイリスト検定2級に合格することがそのままプロの仕事につながります。
*就職率はどうか
・スクールの系列でネイルサロンを経営している場合があります。当然そこに就職するには有利になります。
・質の良いスクールには求人の募集も多く集まります。
・就職相談の窓口があれば少しでもよいサロンに就職できる可能性が高まります。
*認定校かどうか
・JNAが安心して入学できるプロのネイリストを養成する教育施設と認定したスクール。
*雰囲気はどうか
・各スクールでは入学説明会や体験入学を実施していることが多くあります。講師はもちろん施設の充実度やスタッフの対応など実際に足を運んで確かめてくだ
さい。
*タイムスケジュールで選ぶ
・できれば教室のメンバーが固定された全日制のコースだと仲間ができやすいです。
・仕事をしながらスクールに通うひとは土日や夜間など都合の良い時間帯のコースを選びます。
*教室人数はどうか
・1対1では講師の手しか触れません。生徒同士でモデルになる環境がよく、他のひとの技術を見て刺激も受けられます。
・生徒の多い教室では講師の目が届きません。
・ひとりの講師に5人〜15人くらいが適正だと思います。
次のページで具体的な方法でネイルスクールの選び方を説明します。
> 実践!ネイルスクールの選び方